4こま漫画形式で資料を解説するツイッター

収蔵庫でツイッター用の写真を撮る学芸職員の近藤さん

4こま漫画形式で資料を解説するツイッター 収蔵庫でツイッター用の写真を撮る学芸職員の近藤さん

 【那須塩原】新型コロナウイルス感染拡大の影響で臨時休館中の那須野が原博物館は今月、公式ツイッターで同館が収蔵する資料の解説投稿を始めた。本年度開催予定の展示やイベントが全て中止となったことから、自宅にいながら学んでもらおうと企画。4こま漫画などで楽しめるよう工夫を凝らしている。

 同館は4月10日から休館し、同16日に全国に拡大された緊急事態宣言を受けて本年度開催予定の展示やイベントを全て中止することを決めた。ツイッターで企画展などの情報を発信していた学芸員の坂本菜月(さかもとなつき)さん(25)は「イベントなどは全てなくなってしまったが、お客さんへ何かできることはないか」と職員と相談。「なはくの収蔵庫」と名付け、4こま漫画形式で解説投稿を始めた。

 4こまのうち2こまは収蔵資料の写真を全面に使い、短い文章で説明を加える。2018年春の企画展で生まれたキャラクター「かわたろう」が収蔵庫を旅するという設定で資料を紹介している。

 同館は前身の西那須野町郷土資料館時代から集まった約8万点の資料を保存しており、投稿のテーマは昆虫、歴史、美術など幅広く扱う予定。初回に世界最小クラスのハッチョウトンボを紹介した学芸職員の近藤慧(こんどうあきら)さん(34)は「いろんなものを見せることができるのは総合博物館の強み」と話す。ツイッターは同館のホームページからアクセスできる。