さまざまな用途に活用できる「多目的スペースキット」=5月上旬、大田原市

段ボールで作られたサインパネルの消毒台=5月上旬、大田原市

段ボールなどで作られたデスク用飛沫感染防止パネル=5月上旬、大田原市

さまざまな用途に活用できる「多目的スペースキット」=5月上旬、大田原市 段ボールで作られたサインパネルの消毒台=5月上旬、大田原市 段ボールなどで作られたデスク用飛沫感染防止パネル=5月上旬、大田原市

 強化段ボール製品製造のタカムラ産業(大田原市上石上、高村明彦(たかむらあきひこ)社長)は、災害時の避難所などでスペースを確保する段ボール製「多目的スペースキット」を開発した。今月内に発売する。新型コロナウイルスの感染対策にも利用でき、注目されそうだ。

 キットは高さ195センチの支柱と幅約1メートルのパネルを組み合わせることで最小のスペース約2平方メートルを確保できる。追加して組み合わせれば、広さも変えられ、ベッドルーム、授乳室、診察室、会議室など用途が広がる。新型コロナウイルスの感染対策で広まりつつあるテレワーク用の個室としても活用できる。

 高村修平(たかむらしゅうへい)専務は「災害の避難所で仕切るものはあったが、高さが足りないなど授乳や女性が着替えなどを気兼ねする場面があった。キットの最小のものなら女性2人でも15分で組み立てられる」と話す。想定価格は3万~5万円。トランクに収容できる段ボール製の簡易ベッドも開発中だ。

 4月には、新型コロナ感染対策用の段ボール製「簡易オフィスパーテーション」を発売した。デスクそのものを「コ」の字型に囲む仕様で、価格は段ボール製のデスク、ラックをセットにして税別7千円。カーテンも取り付けられ、テレワークやテレビ会議などに利用できる。

 今月からは段ボール製の机上用飛沫(ひまつ)防止パネル3タイプに加え、透明樹脂を使って暗くならない同パネル「プチシャイン」も税別3千円で販売している。