タケノコを切る閑援隊のメンバーたち

タケノコを収穫する閑援隊メンバー

タケノコの皮をむく閑援隊のメンバーたち

タケノコを切る閑援隊のメンバーたち タケノコを収穫する閑援隊メンバー タケノコの皮をむく閑援隊のメンバーたち

 荒れた竹林を「おいしく」活用しようと、栃木県佐野市閑馬町で活動している地域おこしの市民団体「閑援(かんえん)隊」は地元の竹を使ったメンマ作りを始めた。17日、隊員6人がタケノコ約5キロを収穫して試作に着手。隊長を務める造園業川元功史(かわもとこうじ)さん(44)は「竹林保有者の方が、自分も作ってみようと思うきっかけになれば」と話した。

 閑援隊は、閑馬地区で増えている休耕地や耕作放棄地を活用しながら活性化を図ろうと、2018年4月、約20人の有志で結成。これまで米作りやブルーベリーの栽培などに取り組んできた。

 今回は、放置された竹林が植生に悪循環を与えている全国的な課題の解消にもつながるプロジェクトとして、地元に生えた孟宗竹(もうそうちく)を使い、メンマを作る試みを始めた。

 メンマ作りには約50~70センチのタケノコを使う。皮をむいた後、短冊状に切り、30分ほど煮て半日天日干しする。その後後、本来は専用の乾燥機にかけるが、閑援隊では乾燥機を使わないでメンマを作ろうと模索中だ。

 作業に参加した隊員は「失敗もあるが、最終的には誰でも簡単にメンマを量産できる方法を見つけたい」と話す。川元隊長は「佐野はラーメンが有名なので、いずれメンマも地元の名産になってくれたらうれしい」と期待を寄せている。