さくら署から感謝状を贈られた及川京子さん(左)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅する高齢者らを狙った特殊詐欺を未然に防いだとして、さくら署は12日、さくら市、氏家タクシーのパート及川京子(おいかわきょうこ)さん(61)に感謝状を贈った。

 同署によると、高根沢町の80代女性が4月16日午後、「還付金がある。キャッシュカードを新しい物に変える必要がある」との電話を自宅で受けた。女性は直ちに家族に電話相談した。

 タクシー会社で配車指令を行う及川さんは、若い男が、市内から高根沢町まで同社のタクシーを利用した直後、再び配車依頼の電話をしたことを不審に思い、警察に通報。受け子役だった男の検挙につながったという。添田敦男(そえだあつお)署長は「及川さんの機転が、未然防止と検挙に結びついた。心強い」と話した。

 同署管内では今年3、4月に続けて特殊詐欺事件が3件発生しているが、検挙率は100%となっている。