石下友彦氏

佐藤信氏

石下友彦氏 佐藤信氏

 任期満了に伴う鹿沼市長選は17日、告示された。いずれも無所属で元国会議員政策秘書の新人石下友彦(いしげともひこ)氏(47)=自民、公明推薦=と、4選を目指す現職佐藤信(さとうしん)氏(73)が立候補を届け出た。新型コロナウイルスの感染防止を図るため、両陣営とも出陣式は見送り、遊説の出発式を兼ねて第一声を放った。石下氏は「災害復旧を国、県と一体になって最優先して取り組む」と主張。佐藤氏は「健全な財政運営、持続性のあるまちづくりを目指す」と訴え、12年ぶりの一騎打ち決戦に突入した。投開票は24日。

 石下氏は午前10時、同市上殿町の選挙事務所前で第一声。応援に駆け付けた自民党県連幹事長の木村好文(きむらよしふみ)県議や市議、後援会関係者らが見守った。石下氏は「鹿沼だけ災害復旧が遅れている。国、県と連携が取れていないからだ」と現市政を批判。「育児、教育環境を整え、雇用を生み出す未来への投資をしっかり行い、選ばれるまちを目指したい」などとマイクに力を込め、政策と支持を訴えた。

 佐藤氏は同10時から同市石橋町にある選挙事務所前の交差点で第一声を放った。立憲民主党県連代表の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員や見形和久(みかたかずひさ)塩谷町長、県議、市議、各種団体代表、後援会関係者らが激励。佐藤氏は「やらなければならないことが山積しており、自分の責任で仕上げたい」と市政継続を訴え、「今後も健全な財政運営をして、互いに支え、寄り添えるまちを目指す」と支持を呼び掛けた。

 投票は市内72カ所で行われ、午後9時から同市下石川の鹿沼総合体育館で即日開票される。