宅配のために実験機材を箱詰めする蓮田教授(左から2人目)ら(提供写真)

 【宇都宮】新型コロナウイルス感染症拡大の影響で通常の授業ができないことから、帝京大情報電子工学科はこのほど、2、3年生や入国できない留学生らにオンライン授業で使用する実験用機材などを宅配する支援を始めた。

 同大は、4月20日にオンライン授業をスタートしたが、対面を基本とする実験実習やプログラミングなどの授業は困難になっている。また、同科の新入留学生のうちマレーシアと中国の計4人はいまだ入国できない。そこで同科では2、3年生計約100人には実験用機材を、学校に来られない新入生には教科書を、必要であればパソコンも送ることにした。

 機材は、マルチメーターなどの測定器や抵抗、ダイオードなどの電子素子で、宅配便で送付した。同科の蓮田裕一(はすだゆういち)教授(62)らが、学生に機材を使用してもらいながらオンライン授業を行う。

 蓮田教授は「学生が教育を受ける機会を失うことは避けなければならない。例外なく全員を救いたい」と話している。