那須ロープウェイ山頂駅で下車する家族連れら=16日午前11時25分、那須町湯本

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく政府の緊急事態宣言が本県を含む39県で解除され初の週末を迎え、那須岳(茶臼岳)の7~9合目を結ぶ那須町湯本の「那須ロープウェイ」が16日、25日ぶりに営業を再開した。

 感染拡大防止のため4月22日から休業していた。5月いっぱいまでを見据えていたが、宣言解除を受けて再開に踏み切った。換気のためゴンドラの前後3カ所にある窓を開け、最大乗車人数111人のところ、40人に限定して随時運行する。各駅に到着後は手すりなどの除菌も欠かさない。

 再開初日の山麓駅始発は午前9時、男性客1人を乗せて頂上に向かった。午前中のロビーは閑散としており、初日の利用客は上り33人、下り34人だった。運営する関東自動車(宇都宮市)ロープウェイ部の大輪洪一(おおわこういち)部長(50)は「今は安全第一。頑張って休業した時間が水の泡にならないよう、地道に営業を続けたい」と話した。