栃木県警は15日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため一時休止していた運転免許証更新業務について、20日から段階的に再開すると発表した。県内の感染症発生状況が減少傾向にあることなどを踏まえた。31日までは、有効期限が迫った対象者に限定し、県運転免許センター(鹿沼市下石川)で対応する。6月からは県内全19署でも再開する。

 県警は4月22日から、運転免許証更新や、高齢者が更新時に受講する認知機能検査と高齢者講習を休止。郵送などで手続きできる有効期限の3カ月延長措置の利用を勧めていた。運転免許証取得の際の学科試験や技能試験は縮小していた。

 県警によると、段階的再開は、多くの手続きをこなせる同センターで先行することで、各署窓口の密集や密接を防ぐ狙いがある。

 5月20日から始まる同センターでの更新業務は、有効期限が6月15日までに迫ったドライバーが対象。非接触式体温計による検査などをし、発熱がある場合は更新手続きではなく、期限延長手続きなどを求める。密接や密集を防ぐ距離が保てないと判断した際は入場を制限し、整理券配布などの対応をとる場合もあるという。またマスク着用の徹底を求める。

 認知機能検査や高齢者講習、学科試験、技能試験は5月20日から再開する。