小山地区医師会(塚田錦治(つかだきんじ)会長)は15日、新型コロナウイルスのPCR検査を行う「地域外来・検査センター」を小山市内に設け、26日から検査を行うことを明らかにした。ドライブスルー方式で、屋外の仮設テントで患者を自家用車に乗せたまま鼻から検体を採取する。対象は小山、下野、上三川、野木の2市2町の住民で、同医師会所属医師の診察で検査が必要と判断された場合に限る。

 ◇「コロナ」感染拡大の経過

 栃木県内10カ所に設置されるセンターの一つ。同医師会が県から委託を受け、2市2町で構成する小山広域保健衛生組合などの協力を得て運営する。20日に本格運用が始まる宇都宮市に次いで2カ所目となる見通し。

 検査は当面、週2回。完全予約制で1回10人まで。患者が自家用車などで移動でき、介助なしで医師による検体採取を受けられることが条件。医師の紹介がない患者は受け付けない。

 採取した検体は県の施設で陽性か陰性かを判定するが、同医師会は今後想定される感染の「第2波」に備え独自に判定できる体制を整えたい考え。

 検査を行うことで地域の基幹病院の負担軽減につながる。塚田会長は「新型コロナウイルス感染症以外の病気もしっかり治療を受けられるように、地域の医療体制を整えることが重要だ」と話している。真岡市も月内の開設を目指している。