緊急事態宣言の解除を受け、県の対応方針などを説明する福田知事=15日午後6時5分、県庁

 福田富一(ふくだとみかず)知事は15日の臨時記者会見で、31日までを予定していた県立学校の休校期間を1週間前倒しし、25日に学校を再開すると発表した。25~31日は分散登校を実施し、6月1日以降は通常登校とする。夏休みを2~3週間ほど短縮し、学習の保障に充てる方針。市町立学校には県に準じた対応を要請する。

 ◇「コロナ」感染拡大の経過

 栃木県で国の緊急事態宣言が解除されたことを受け、休校期間を24日までに短縮する。児童生徒や保護者への周知期間を設ける必要などがあり、週明け18日の再開は見送った。今後、県の指標で警戒度が「特定警戒」に上がった場合には、再休校も検討するという。

 近距離の活動を避けることを条件に、6月1日以降は部活動の実施も認める。全国高校総体(インターハイ)が中止となったことを受け、荒川政利(あらかわまさとし)県教育長は「県内での大会などの要望があれば、高体連や中体連とも相談して考えたい」と述べ、代替大会を検討する姿勢を示した。

 県の対応を受け益子、芳賀両町は15日、町内の小中学校は5月末まで休校とした上でそれぞれ14日からスタートさせた分散登校を今月内は継続し、6月から通常登校とする方針を決めた。