県内の新型コロナウイルスの感染者数

 宇都宮市は15日、同市在住の70代と10代の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。70代女性は12日に感染が確認された70代女性の友人で、10代女性は14日に確認された40代女性の次女。栃木県内の感染確認は計60人となった。

 同市によると、40代女性は9日にのどの痛みやくしゃみなどを訴え、その後38.9度の発熱や味覚障害が出ていた。4日の女性の母の告別式を前に、県外在住の夫と長女が帰省。同市内で行われた告別式には親族ら28人が参加し、会食した。夫は女性の発症前の5日、長女は10日に居住地に戻っている。

 同市保健所は、濃厚接触者の父、妹、長女、次女を検査し、父と妹は陰性だった。長女については、居住地である横浜市保健所へ情報提供した。4日の会食を共にした28人の行動歴などの情報を集めている。

 40代女性について、スーパーのヨークベニマルは15日、戸祭店に勤務していたと発表した。接客を伴わない製造・品出しを担当しており、9、10日に出勤したがマスクを着用していた。戸祭店は15日、臨時休業し、消毒・清掃を実施した。感染予防対策が徹底されているため、勤務先には濃厚接触者はいないという。

 12日に陽性となった女性は友人の車に同乗し買い物していた。発症が早いため、同市保健所は「今回確認された女性から感染したとみるのが自然」としている。

 県が15日実施したPCR検査は計25件で全て陰性だった。同市は27件。県と同市の累計検査件数は2843件、退院者数は40人。