日本オープンが県内で初開催され、多くのギャラリーでにぎわう日光CC=2003年10月

 日本プロゴルフ協会(PGA)は14日、新型コロナウイルスの感染拡大のため、栃木県日光市所野の日光カンツリー倶楽部(くらぶ)(CC)で7月2~5日に予定していた男子ツアーの国内メジャー「第88回日本プロ選手権」を当該日程では開催しないと発表した。年度内の延期、または中止を含めて6月15日の理事会で最終判断する方針。今季ツアーは中止が相次ぎ、国内開幕戦となる予定だった。

 日本プロは1926年に創設された国内最古のプロトーナメント。日本オープンとともに他のツアー大会とは別格の公式戦で、昨年は石川遼(いしかわりょう)が3年ぶりのツアー復活優勝を飾り話題となった。本県では89年に那須烏山市の烏山城カントリークラブ、91年に栃木市のプレステージカントリークラブ、2012年に再び烏山城で開かれ、今回が8年ぶり4度目の開催だった。

 日光CCでは03年に日本オープンが開かれた。17年3月に日本プロの開催が決定し、PGAの意向を酌んで5ホールでティーグラウンドを新設。10番パー5をパー4に変更し、トータル7236ヤード、パー71にセッティングする予定だった。

 同CCの松本典文(まつもとのりふみ)理事長は「(コースを)ベストに近い状態にもってきたが、世の中の現状を鑑みれば仕方ない。後はPGAの考えを尊重するしかない」と肩を落とした。