「タクシーデリバリー」で使用する両毛交通の車両

 【足利】今福町のタクシー会社「北関東両毛交通」はこのほど、飲食店のテークアウト料理をタクシーで自宅などに配達する新サービス「タクシーデリバリー」を始めた。市内を配達範囲とし、サービスに参加する16店舗の料理を配達する。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって売り上げなどに影響を受けた飲食店を応援する取り組みを実施している市内のNPO法人「コムラボ」から提案を受けて、実現した。国土交通省がタクシー事業者に認めた有償貨物運送の特例措置に基づいて実施している。

 同社で稼働する19台が参加し、注文を受けた飲食店からタクシーが自宅などへ配送する。料金は同社が基準地として決めた「足利学校」や「市民プラザ」から約3キロ圏内が500円、約5キロは750円、約10キロが1千円と定額で設定。料理は専用の保温バッグに入れて運び、一度に10個程度運べる。利用者は料理代金と配達料を支払う。

 同社の河内正好(かわちまさよし)代表取締役(40)は「状況を見極めながら、臨機応変に対応し、飲食店を支援していきたい。定額制が売りのため、気兼ねなく使ってほしい」と話している。

 (問)同社0284・20・1400。