綿棒で検体採取の実演を行う関係者=14日午前11時35分、宇都宮市竹林町

 宇都宮市竹林町の市保健所内に開設された市PCR検査センターは14日、同所の駐車場で、新型コロナウイルスの検体採取のデモンストレーションを行った。

 同センターは、県が県内10カ所に設置を目指す「地域外来・検査センター」の第1号。市内に臨時のドライブスルー方式の検体採取所を設けて、20日から本格運用する。

 この日は、保健所職員が患者役となって車で来場。採取所手前で一度停止し、携帯電話で本人確認した。

 採取所には防護服、ゴーグル、マスクで完全防備の医師1人と看護師1人が待ち受け、運転席に座ったままの患者役に車外から応対。医師が約15センチの綿棒を使い鼻から検体を採取する模擬動作などを約10分程度でスムーズにこなし確認した。

 同保健所の羽金和彦(はがねかずひこ)所長(67)は「医師たちの協力や患者の受け入れの体制が整ったことで始動できた。症状が軽い患者のためだが、直接は受け付けできないので、必ず医療機関を通してお願いしたい」と話した。