マコモを植えた水田の前に立つ高橋さん。手に持つのは田植え前のマコモの苗

昨年収穫したマコモ。太い茎の部分がマコモタケとして食用になる(高橋さん提供)

マコモを植えた水田の前に立つ高橋さん。手に持つのは田植え前のマコモの苗 昨年収穫したマコモ。太い茎の部分がマコモタケとして食用になる(高橋さん提供)

【小山】中華料理の高級食材として珍重されながら、なかなか一般に普及しない「マコモタケ」の栽培に取り組む農家がある。栽培の機械化が難しい上、収穫後の保存技術が確立されていないことなどが理由とされる。ただ、収量単価はコメの5~10倍。「小規模農家なので単価の高いものを作り、収益を上げたい」。今年も5アールの水田にマコモの田植えをした。

 井岡の高橋進(たかはしすすむ)さん(62)は専業農家になって3年目。マコモの栽培を始めてから5年目になる。自動車部品メーカーの技術者から転じ、実家の農地で米や麦、野菜を栽培している。インドやタイにも勤務したことがあるため「エスニック野菜を作りたい」と、パクチーや空心菜なども手掛けている。マコモもその一つだ。