鹿沼市の人口と世帯数の推移

鹿沼市の自然人口・社会動態増減数

鹿沼市の人口と世帯数の推移 鹿沼市の自然人口・社会動態増減数

 ①人口減少対策への対応②公共交通機関の整備③道路・歩道の整備-。昨年9月、鹿沼市が実施した市政に関する世論調査で「今後特に重点をおくべき施策」の項目でのベスト3だ。同10月の台風19号、そして新型コロナウイルス感染拡大前の調査だが、毎調査、人口減少対策は上位に入る。

 市の推定人口は旧粟野町と合併した2006年1月の10万4056人がピーク、14年4月に10万人を割り9万9815人に。この4月1日現在では9万5227人となっている。

■空き家も増加

 人口減少問題は少子高齢化とともにどの市町にとっても難題となっている。4選を狙う現職佐藤信(さとうしん)氏(73)は「人口減少という“不都合な真実”から逃れられないが、全ての施策は人口減少対策」とし、「安心して暮らせる地域づくり」の実現を掲げる。

 市では出生数から死亡を引いた自然人口が予想を上回る減少ペースとなっている。09年は224人減だったが、19年は562人もの減になった。今年3月の小学校卒業生は912人だったのに対し、新1年生は708人なことが象徴する。

 新人石下友彦(いしげともひこ)氏(47)は「低価格住環境の整備、子育て世代の家計支援、企業誘致が必要」などと訴える。