市職員6団体が購入を呼び掛ける「足利グルメ応援チケット」

 【足利】新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業要請などの影響に苦しむ市内飲食店を応援しようと、市職員でつくる6団体は11日までに、プレミアム付きチケット「足利グルメ応援チケット」の購入呼び掛けを始めた。各団体を通じて全職員約1120人に届く呼び掛けで、市役所を挙げて地元の飲食店を支える構えになりそうだ。

 呼び掛けるのは市役所部長会、同課長会、同係長会、市職員労働組合、市水道労働組合、市消防職員親交会の6団体。それぞれ趣旨に賛同し、組合員や会員に通知するなどして、全職員を網羅するという。

 同チケット自体が飲食店支援策の一つだ。参加各店が1セット5千円分を4500円で販売し、市などでつくる実行委員会が20セットのプレミアム分に当たる奨励金1万円を各店に交付する。既に参加店を受け付けており、実行委は7月末までに300店の参加を見込んでいる。

 市内ではNPO法人の呼び掛けで会員制交流サイト(SNS)を通じてテークアウトメニューなどを扱う飲食店を応援する取り組み「#足利エール飯」が始まり、市役所の各職場では4月以降、まとめてエール飯(弁当)を注文するなどの動きが広がっていた。

 職員から「もっと応援できないか」との声が上がり、応援チケット購入呼び掛けに6団体が賛同したという。職場でエール飯の注文役という市行政管理課の川端(かわばた)こづるさん(29)は「子どもが小さいのでエール飯は助かるし、普段は弁当を扱っていない店もあって楽しみ」と話し、「国の給付金もあり、せっかく使うなら地元に還元したい」とチケット購入店を思案していた。