大谷観光の始点に飲食店 魅力発信へ来春オープン 宇都宮のカルチャーバンクスタジオ

 商業施設開発のコンサルティングを手掛けるカルチャーバンクスタジオ(宇都宮市簗瀬町、松本裕功(まつもとひろのり)社長)は来春、宇都宮市の大谷地区に廃業したレストハウスを再利用し、著名料理人らが関わった飲食店を出店する。将来的には、県内陶芸作家らのセレクトショップも併設する計画。松本社長は「大谷の魅力を知ってもらうと同時に、観光客の滞在時間を長くして観光地としての価値を高めたい」と説明している。

 出店場所は平和観音のある大谷公園の参道入り口で、市営無料駐車場の向かい。かつては「大谷レストハウス」として全国からの来場者でにぎわった2階建て(延べ床面積約350平方メートル)を、鉄骨だけ残して全面改修する。レストハウスは陥没事故後の大谷の衰退とともに廃業し、約20年間手付かずとなっていた。

 店はテークアウト専門のベーカリーと、洋食カジュアルレストランで構成し、来年4月のオープンを目指す。ベーカリーは、フレンチの名門ジョエル・ロブションなどで修業した氏家由二(うじいえゆうじ)氏(宇都宮市、パニフィカシオン・ユー代表)が、レストランは市出身のオトワレストランオーナーシェフ音羽和紀(おとわかずのり)氏が監修する。