学習テキストを作成する各小学校の学習指導主任

 【高根沢】町教委は、臨時休校中の児童生徒が学校再開後に同じスタートラインに立てればと、町内統一型の学習テキストを作成している。4~5月分の教科書に準じた予習形式で、近く発送する。小堀康典(こぼりやすのり)教育長は「一方通行にならないように支援していきたい」と話している。

 テキストは各学年が共通して使用できるものとし、公平性を保つことが狙い。1人で学習可能なものを教師が抽出し、文章化する。町教委によると、全児童生徒約2300人分を14日までに発送予定。休校中は学習状況の確認のほか、ノートの回収などで進捗(しんちょく)状況を把握する。また、月末に登校日を設けて学習支援を行うという。

 各科目A4判1~2ページ。教科は小学1、2年生が国語と算数、生活。3~6年生が主に国語や算数、理科、社会の4教科となる。小学5年の国語では「詩を読んで感じたことを自由に絵にかく(提出)」の内容もある。中学生は主要5教科に家庭科や美術といった技能教科も加える。

 作成作業は連日、町内各小中学校の学習指導主任が、石末の農村環境改善センター会議室に集まり実施。小学生用テキストは、各校1人の教師がペアを組んで2学年分を担当する。中学生用は、メインとなる各教科の担当教師が学校で作成し、他校教師と連絡を取り合いながら進めてきた。