スカイプを通し、アナウンスの講習を受ける高根さん=那須塩原市内

 栃木県野球連盟(中山勝二(なかやまかつじ)会長)は9日までに、新型コロナウイルスの影響で開催延期となっていたアナウンス部の講習会をオンライン上で始めた。2022年の「いちご一会とちぎ国体」に向けて部員数を増やし、レベルアップを図っていく考えだ。

 同連盟は2018年4月に球場アナウンスを担当する人材の育成を目的にアナウンス部を設立し、現在は20~40代の女性23人が活動している。昨年までは定期的に講習会を開催していたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で3月に予定していた講習会が中止に。今後の見通しが立たないこともあり、ネットを介して講習会を開催することとした。

 5日午後1時から行われたオンライン講習会には4人の部員がインターネット電話アプリ「スカイプ」やテレビ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って参加。独立リーグ・ルートインBCリーグでアナウンスを担当した経験を持つ小田部周子(おたべしゅうこ)副部長が講師役を務めた。

 レッスンは約2時間。小田部副部長は話すスピードや目線の高さ、発音の仕方について手本を示しながら説明し、参加者一人一人にアドバイス。那須塩原市の自宅で講習を受けた高根陽子(たかねようこ)さんは「遠出しなくても手軽に参加できるので有効だと思う」と話した。

 アナウンス部は今後もオンライン講習会を予定しており、部員も募集している。アナウンス部の宮崎加代子(みやざきかよこ)部長は「国体だけでなく、普段の公式大会にも対応できるよう部員を育てていきたい」と目標を掲げていた。