電線に止まって辺りをうかがうサシバ

サシバは電柱の上に止まって餌を探すことも多い

電線に止まって辺りをうかがうサシバ サシバは電柱の上に止まって餌を探すことも多い

 【市貝】里山の猛きん、サシバの国内有数の繁殖地の町内に今年もサシバが飛来し、各所でその姿が目撃されている。9日も北部の田園地帯で餌を狙う姿を捉えることができた。

 午前9時前、水田沿いの町道の電信柱や電線に止まったサシバが盛んに辺りをうかがい、15分ほどの間に2回、直下のあぜに急降下し、何かを捕らえてついばむ姿が見られた。通りかかった近くの農業男性(78)は「今年も帰ってきてくれた。渡りの中継地の沖縄県宮古島にも交流で行ったので、サシバには特に愛着がある」と目を細めた。

 NPO法人オオタカ保護基金代表遠藤孝一(えんどうこういち)さんによると、サシバは4月中下旬から5月上旬にかけて産卵、同下旬ごろからふ化して子育てが始まるという。遠藤さんは「大切な時期なので温かく見守ってほしい」と話している。