カーネーションなどで彩られた店舗=9日午前11時半、宇都宮市鶴田町

 きょう10日は「母の日」。県内のカーネーションなどを取り扱う店では9日、贈り物を買い求める人たちの姿が見られた。

 宇都宮市鶴田町の「とちぎ園芸」には、カーネーションやアジサイなど多彩な花々が並ぶ。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、遠方の母親に宅配便で花を贈る人が増えているほか、自宅で育てられる鉢花などが人気という。

 新型コロナの影響を踏まえ、花の生産や流通の関係団体でつくる日本花き振興協議会は注文や配送の分散を図ろうと、今年は5月の1カ月間を「母の月」とするキャンペーンをしている。

 この日、訪れた人たちはじっくりと品定めし、きれいにラッピングされた花を大切そうに持ち帰った。同店の富久田三千代(とみくだみちよ)社長(47)は「新型コロナで大変な状況だと思うが、花を見たり育てたりして少しでも前向きな気持ちになってほしい」と話した。