那須りんどう湖レイクビューで動物と触れ合う来園者=7日午後、那須町

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に関連し、11日から一部施設の休業要請を緩和する県の対応方針を受け、大型商業施設などで営業を再開する動きが出ている。東武宇都宮百貨店(宇都宮市)は7日、14日に全3店舗で全館営業再開を決めた。あしかがフラワーパーク(足利市)も県民対象に11日以降の営業再開を目指す。那須りんどう湖レイクビュー(那須町)は7日から県民対象に園内散策を受け入れる「公園化」を始めた。

 東武宇都宮百貨店は国の緊急事態宣言の延長を受け、一度は休業継続を決めたが、県の商業施設などの休業要請緩和方針の発表を受けて見直した。担当者は「営業できることはありがたい半面、収束したわけではなく、感染防止に気を引き締めないといけない」と力を込める。

 大型商業施設「ベルモール」(宇都宮市)は11日から、105のテナントが入る専門店の営業を再開し、初日は9割以上のテナントが店を開ける予定。津布久勇治(つぶくゆうじ)支配人は「顧客やテナントの関係者から再開を望む声が多く寄せられていた」と決断の背景を語る。

 あしかがフラワーパークの早川公一郎(はやかわこういちろう)社長は「県内からも開園を待ち望む声が多い。感染予防策を徹底した上で、早期の再開を目指したい」と話す。マスク着用や検温を求めるほか、入場制限も設け、県外からの来場を控えるよう呼び掛ける方針。夜のライトアップは見送る。

 那須りんどう湖レイクビューの公園化は、31日までの平日と9、10日の午前9時半~午後4時。身分証を確認し、感染予防策を徹底し、入園制限も行う。アルパカなどの牧場エリアも開放され、7日は子ども連れで訪れた家族などが動物たちと触れ合っていた。

 同園の担当者は「公園などが密集状態になっている現状を踏まえ、広大な敷地を無料開放して地域に貢献したい」と言い、16日以降の土日は一部アトラクションを運行するなど規模縮小の有料営業を始める予定。

 5日に休業継続を決めたスポーツジムのビッグツリー(宇都宮市)の担当者は「スポーツジムは解除されることはないと判断した。14日めどの国の判断を待ちたい」と話した。