新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受けた外出自粛の影響で、ゴールデンウイーク期間の県内の東北自動車道の交通量は前年同期と比べ77%減、東北新幹線は同95%減と、いずれも前年を大きく下回ったことが7日、関係機関のまとめで分かった。異例の落ち込みとなり、渋滞も混雑もみられなかった。

 国土交通省の発表によると、東北自動車道の4月25日~5月6日の黒磯板室-那須のインターチェンジ間の交通量は1日平均1万3600台だった。前年の同期間は5万9800台で、23%にとどまった。

 一方、JR東日本大宮支社は、4月24日~5月6日の東北新幹線の大宮駅-宇都宮駅間の利用者が10.1万人だったと発表した。前年同期の190.7万人から大きく減少した。東京駅出発時に乗車率が0%の列車もあったという。

 日光方面へ向かう「日光号」などJR・東武直通特急の大宮駅-栗橋駅間の利用者は480人で、同98%減。宇都宮駅で発売された「近距離きっぷ」の発売枚数も1.9万枚で、同88%減だった。

 同支社は「外出制限で帰省も減り、イベントなども中止され、利用者が減った。過去最大の落ち込みとなった」としている。