営業を再開したパチンコ店=7日夜、宇都宮市内

 新型コロナウイルス特措法に基づく県からの要請に応じ、県内の全店舗が休業していたパチンコ店のうち、複数の店舗が7日までに営業を再開させたことが、下野新聞社の取材で分かった。県は10日まで現在の休業要請を継続しており、再開店舗への対応を検討する方針という。

 7日夜、宇都宮市内のパチンコ店の駐車場は、来店客の車でほぼ満車だった。中には埼玉や茨城、群馬といった県外のナンバーも。入り口には消毒用のアルコールや接触せずに体温を測定する「サーマルカメラ」が設置され、客が密集してパチンコを楽しむ姿もあった。店員は「現場では何も答えられない。本社に聞いてほしい」と話した。

 県は4月下旬、休業要請に応じない県内のパチンコ店6店の店名を公表。これを受け、1日までに県内全店舗が営業を休止した。国の緊急事態宣言延長に伴い5日、休業要請を10日まで延長する一方、感染防止対策を徹底した上で、11日から緩和する方針を示している。

 県は緩和前の営業再開に対し、「県内の営業状況を調査し、対応を検討する」とした。