ファナック新工場竣工 レーザー機器生産拠点 みぶ羽生田団地

 工作機械大手のファナック(山梨県忍野村、山口賢治(やまぐちけんじ)社長)は1日、壬生町のみぶ羽生田産業団地で、「壬生レーザ工場」竣工(しゅんこう)披露式と、県との最終6回目の土地売買契約締結式を行った。同団地内の工場は6棟目。これまで本社工場で担ってきたレーザー機器の生産を新工場に集約し、世界で高まる需要に対応する生産態勢を整えた。

 新しいレーザー工場は延べ床面積約3万2千平方メートルの3階建て。金属の3次元加工などが可能なコンパクトで使いやすいファイバーレーザーと、厚い板金も切断・溶接できる高出力の炭酸ガスレーザーの発振器を製造、出荷する。

 10月から稼働を始めており、当初の月産計100台程度を、将来的には計400台(ファイバー320台、炭酸ガス80台)に引き上げる計画。同社によると、従来のレーザー工場に比べ、生産能力は「2倍以上」(担当者)になり、効率が上がるという。

 産業用レーザー市場は、3Dプリンターの需要増などに伴い世界的にファイバーレーザーの需要が高まっており、より大規模な新工場に製造を移管することで生産力強化を図った。

 同社によると、壬生工場全体の従業員約280人のうち225人は地元採用。