水路で直径80センチの接続管を埋めた場所などの説明を受ける市議

 【鹿沼】市議会議員全員協議会が7日、議場で開かれ、下水道事業で雨水施設と汚水施設をつなぐ接続管が見つかった問題で、市が経緯などを説明した。

 市によると上殿町の終末処理場近くにある汚水流入ピット(貯水槽)と雨水のための水路が長さ5メートル、直径80センチの接続管でつながれていたほか、別の場所でも同様の接続管が見つかった。

 現在の汚水流入ピットは1985年に造られた。市の黒川勝弘(くろかわかつひろ)環境部長は「集中豪雨などにより、汚水流入ピットへの汚水や不明水の流入量が増えた場合、あふれた水が接続管を通り水路へ流すために設けられたものと思われる。恒常的には流れていなかった」と説明。緊急避難的に設けられ、公共下水道台帳に記載はなく、職員やOBに聞き取り調査をしたが、この接続管の存在は知らなかったという。

 佐藤信(さとうしん)市長は「その時なりの配慮だったかもしれないが、不適切なもの。適正に処置し、ほかにないか再度調査する」と応えた。一部の市議は現地視察も行った。