焼き菓子を積み込む福田さん(左)と駒場さん

 【大田原】新型コロナウイルスと闘う医療現場を応援しようと、市内で洋菓子店やパン店を経営する女性2人が那須赤十字病院に食べ物の差し入れを始めた。2人とも同病院で出産経験があり、スタッフを元気づけたいと計画。1日には焼き菓子、カツサンド各150個などを届けた。2回目の7日はコーヒー店も加わり、支援の輪が広がりつつある。

 応援活動に取り組むのは中央1丁目、洋菓子店「Kabaco(カバコ)」の福田優子(ふくだゆうこ)さん(37)と、山の手1丁目、「アブラヤパン」の駒場久美子(こまばくみこ)さん(37)。

 2人は高校の同級生。福田さんは4歳の娘を同病院で出産、7月出産予定の第2子も世話になる。2人の子を持つ駒場さんは2011年3月15日、東日本大震災で産科の病棟が被災したため、小児科の病棟で計画停電のさなか娘を無事出産した。

 福田さんは全国各地で医療機関のスタッフが風評被害に悩まされていることなどを踏まえ、駒場さんと応援することにした。

 1日は焼き菓子、カツサンドに加え、福田さんの娘が描いた虹にお客からのメッセージを添えた感謝の色紙も贈った。食べ物は夜勤者の夜食となったという。

 福田さんは「とても世話になっている病院。大変な状況だが、甘いお菓子で元気になってほしい」、駒場さんは「大変喜んでもらえた。継続して応援できたら」と話していた。

 7日は新たに中田原、コーヒー販売店「自家焙煎珈琲コトリ」も協力、アイスコーヒー100杯分を提供した。