ライオンズトレーニングセンターで後半戦の巻き返しを誓う今井

 「味方に点を取ってもらった直後に繰り返し失点してしまった」。24日の楽天戦。手痛い2被弾を食らい、七回途中で降板した今井達也(いまいたつや)はベンチ裏でうなだれた。

 2点リードで迎えた四回裏、昨年までチームメートだった浅村栄斗(あさむらひでと)に同点2ラン本塁打を右翼席に運ばれると、1点を勝ち越した直後の六回裏には銀次(ぎんじ)に右中間スタンドへ2ラン本塁打をたたき込まれ今季8敗目を喫した。

 後半戦初戦となった15日のロッテ戦に続き、カード頭で勝てなかった今井だが、下を向いている時間はない。次回登板は本拠地で首位ソフトバンクと相対する予定。ゲーム差は5と離れているが、8月はホームゲーム15試合が予定されている。地の利を生かして上昇を狙うには重要な登板になりそうだ。

 追い風も吹いている。12球団最大級の新室内練習場「ライオンズトレーニングセンター」が7月から稼働し、これまで以上にいい練習環境が整った。今井も「モチベーションが上がる」と黙々とトレーニングをこなす。

 西武がⅤ2に向けて夏の正念場を乗り切れるか。今井もその鍵を握っている。苦杯をなめて成長する右腕に、夏の逆襲を期待したい。