トネリコの幼木を植樹する児童

トネリコの幼木を植樹する児童

 【栃木】真名子小の6年生9人が28日、西方町真名子の市有林で植樹や木工体験を行い、汗を流した。市内の小学校が市有林で植樹を行うのは今回が初めて。

 市の主催で、地域の山林の歴史や役割への理解を深めることが目的。また、同校が古里を大切に思う気持ちを育もうと行っている「ふるさと学習」の一環として実施された。

 この日児童は、森林の役割を学んだ後、野球のバットなどに用いられるトネリコを1人1本植樹。鹿沼市の粟野森林組合職員などのサポートを受けながら、約2メートルある幼木を真剣な表情で植えていた。最後に同校名が印字された記念看板が披露されると、児童からは喜びの声が上がった。

 6年藁谷仁崇(わらがいまさたか)君(11)は「自分がおじいちゃんになる頃に、どんなふうに成長したか見てみたい」と笑顔で話した。

 植樹後は西方町元の道の駅にしかたで、スギ材を用いた箸作りを体験。電気ペンで名前などを刻み、思い思いの箸を製作した。

 市有林の樹木は現在県が育てており、約50ヘクタールにスギやヒノキが植えられている。樹齢約70年に達したため2016年から伐採を始め、伐採した区画には新たに植林が行われている。現在植林中の樹木は市が育てていくという。