栃木ゆかりの作家が廃虚空間を生かしてデザインした展示会場

 【宇都宮】地元の若手デザイナーやアーティストが活動する拠点として改修が進められている中央5丁目のゴールドコレクションビル4、5階で、栃木にゆかりのある作家たちによる作品展「ゴールドコレクション展」が開かれている。6月3日まで。

 20年以上使われていなかった両階フロアの整備を進める市民グループ「ビルトザリガニ」が主催。作家19組は、ビル内の廊下やキッチンなどを展示会場として選択。「川と廃虚」をコンセプトに、陶器作家や画家が壁や床に絵を描いて装飾し、その空間に作品を展示するなどしている。

 同グループ代表の一人中村周(なかむらしゅう)さん(30)は「空間を生かした展示をしてもらえてうれしい」と笑顔。改修を進めながらイベントを企画するなどし、地元住民にPRしていく。改修は10月頃まで行われ、シェアオフィスやアトリエとなる予定。

 来場した那須烏山市野上、パート平野裕美(ひらのゆみ)さん(29)は「廃虚ならではの味があって斬新。古いものと新しいものが混在していて、作家さんのアイデアが光っていますね」と楽しんでいた。

 午前10時~午後6時(最終日は4時まで)。入場無料。(問)同グループへメール(shunkmr.0531@gmail.com)。