子どもたちの素朴な疑問に答える宇都宮ブリッツェンの堀=宇都宮市内

 自転車ロードレースの宇都宮ブリッツェンは「子どもの日」の5日、所属選手が子どもたちの質問に電話で応じる特別企画「ヒーローインタビュー」を実施した。選手たちは競技関連やプライベートな質問にも答え、参加者と交流を深めた。

 新型コロナウイルスの影響で外出を自粛している子どもたちに、自宅での時間を楽しんでもらおうと企画。未就学児から中学1年まで11人の応募があり、神奈川県からの参加者もいた。

 午前の部はクライマーの堀孝明(ほりたかあき)が担当。選手になろうと思ったきっかけや、坂の走り方についての質問が多い中、「どうして選手はすね毛をそるの?」といった素朴な質問も。堀は「けがをした時の処理が楽というのもあるけど、見た目を意識している」と説明した。

 昨年、チームの自転車安全教室に参加して自転車に興味を持った宇都宮市下戸祭2丁目、西川稜人(にしかわりょうと)君(7)、睦人(むつと)君(5)の兄弟は「水筒(ボトル)の中には何が入っているの?」という“企業秘密”や「ブレーキはついているの?」と機材について質問。2人は「緊張したけど楽しかった。自転車がもっと好きになった」と声を弾ませた。午後は小野寺玲(おのでられい)が担当した。

 コロナ禍でレース活動が休止する中、ブリッツェンは地域貢献活動に力を入れている。堀は「子どもの真っすぐな意見を聞けて、チームが子どもたちまで浸透していると実感できた。今日話した子どもたちが、いつか質問に答える側になってくれれば」と願っていた。