オンラインキャンプで講師を務めた元日本代表GKの高瀬さん=日光市内(提供写真)

Zoom上で交流する小中学生と日本代表の選手たち(画像は一部加工しています)

オンラインキャンプで講師を務めた元日本代表GKの高瀬さん=日光市内(提供写真) Zoom上で交流する小中学生と日本代表の選手たち(画像は一部加工しています)

 ホッケーの日本代表らが全国の12歳以下(U12)の選手とオンライン上で交流する「ドリームキャンプNEXT」が5日、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」で開かれた。トップ選手が技術や心構えなどを指導する試みで、今市三小出身でいずれも中学1年生の5人をはじめ全国から約90人の小中学生が参加した。新型コロナウイルスの感染拡大で社会に沈滞ムードが広がる中、憧れの選手からアドバイスを受けた子どもたちは「今後に役立てたい」と声を弾ませた。

 「運動する前と後で感覚の違いを意識して」。Zoom画面でU15日本代表トレーナーの森宜裕(もりよしひろ)さんがクモのようなポーズで呼び掛けると、続いて子どもたちが各自の自宅で体を動かした。キャンプ冒頭の股関節などのストレッチ運動の場面だ。

 キャンプは3月に予定し、中止となった全国規模の強化練習会の代替イベント。未来の日本ホッケー界を担う子どもたちに夢と希望を与えようと、日本協会が主催した。

 本県からは今市中のFW石原樹里(いしはらじゅり)とDF小野翔子(おのしょうこ)、東原中のFW吉原伶哉(よしはられいや)、FW手塚怜香(てつかれんか)、DF鷲頭凜(わしずりん)の5人が参加した。

 子どもたちは10人程度に振り分けられ、グループトークで講師の代表選手に技術的な質問をぶつけ、将来の夢も語った。強化練習会中止後も前向きに自主トレーニングを続けてきたという5人は「代表選手に普段はできない質問ができた。課題をもらったのでトレーニングに生かしたい」と声をそろえた。

 リーベ栃木の選手らも講師役を務めた。元日本代表のGK高瀬克也(たかせかつや)さん、日本代表MF落合大将(おちあいひろまさ)は、それぞれ自宅でできるトレーニングなどを紹介した。

 オンラインキャンプ終了後、落合は「とてもいい試み。子どもたちに意識して教えることは自分にも有意義だった」と強調。「コロナで苦しい状況に置かれているのは皆同じ。自分自身を謙虚に見つめる時間と捉えられれば、未来は必ず切り開けるはずです」と子どもたちにエールを送った。