人けのない佐野プレミアム・アウトレット。当面の間、休業を継続する=5日午後、佐野市内

 国の緊急事態宣言の延長決定から一夜明けた5日、東武宇都宮百貨店(宇都宮市)は宇都宮、大田原、栃木市の全3店舗について、食料品を除いた売り場の臨時休業の延長を決めた。新型コロナウイルスの感染防止を重視して判断した。一方、営業再開にかじを切る店舗もあり、県内の大型商業施設は対応が分かれた。

 本来はかき入れ時のゴールデンウイークも終盤になった。東武宇都宮百貨店の担当者は「売り場にお客さまの姿がないのはさみしい」と胸中を明かす。

 県内3店舗の食料品を除く売り場を4月20日から5月6日まで臨時休業としていたが、緊急事態宣言の延長を受け7日以降も継続する。5月の毎週水曜を全館休業日とすることも決めた。「一番はお客さまと従業員の感染防止のため」と説明する。今後は県が5日に示した方針も踏まえ、早期の全館営業の再開を目指す。

 例年、大型連休中は多くの客でにぎわう佐野プレミアム・アウトレット(佐野市)。4月10日からの休業を当面の間続ける。営業再開の見通しについて、担当者は「近隣県も含め今後の感染者数の状況を見極めながら判断したい」と話す。

 一方、4月18日から5月6日まで全館休業する予定だった那須ガーデンアウトレット(那須塩原市)は5日、約8割の約110店舗で7日から、時間を短縮し営業を再開すると発表した。県内で新たな感染者が出ていないことなどから判断した。ただ今後、周辺で感染者が増加した場合などは再び休業することも検討するという。

 ベルモール(宇都宮市)は約100店のテナントが入る専門店街などが6日まで臨時休業中で、同日に今後の対応を決める。