ツアー第2戦として開催されたボルダリング大会=昨年12月、宇都宮市平出町のクライミングジムゼロ宇都宮店(県スポーツクライミング協会提供)

 ユース世代の競技力向上を目的に、県スポーツクライミング協会(TSCA)が昨年度初めて企画したボルダリング競技の県内シリーズ戦「TSCAツアー戦」(全3戦)が4日までに終了した。県内ジムが主催した各大会の成績をポイント化し、小中学生ら計50人が合計得点で順位を争った。ツアー戦を主導した県山岳・スポーツクライミング連盟の北村誠一(きたむらせいいち)副理事長は「このツアーで力を付け、国内外の大会で活躍する選手が増えてほしい」と望んでいる。

 TSCAは県連盟の下部組織。本県は宇都宮市出身で東京五輪男子代表の楢崎智亜(ならさきともあ)を筆頭に高い競技力を誇り、さらに若年層の強化や底辺拡大を図ろうとツアー戦の創設を決めた。日本協会がボルダリング、リード、スピードの各ジャパンカップ出場選考を目的に2019年に発足させたシリーズ戦「ジャパンツアー」をモデルとした。