ホワイトボードに歌詞とメッセージを書いて校歌を紹介する梅原教諭(小山西校提供)

 【小山】新型コロナウイルス感染拡大による休校が続く中、生徒を励まそうと小山西高の教員らが同校校歌の紹介動画を作った。音楽教諭が歌う校歌に合わせ、教員全員が生徒へのメッセージを添えて歌詞を紹介。発案した音楽担当の梅原愛子(うめはらあいこ)教諭(34)は「生徒たちに少しでも笑顔になってもらいたい」と期待している。

 動画は梅原教諭の歌とピアノに合わせ、同校の教諭約45人がホワイトボードに歌詞と生徒への一言メッセージを記して校歌を紹介する約4分40秒の内容。歌詞に合わせた演出を施すなどの工夫をし、生徒が楽しめる動画を目指したという。梅原教諭は「新任の先生紹介にもなっている。情報をたくさん盛り込んだ動画になった」と解説する。

 入学式などの式典の簡略化で校歌を歌う機会が無くなったことを受け、梅原教諭が指導用の動画制作を発案したことがきっかけ。保健体育の伊集院聖悟(いじゅういんせいご)教諭(28)が動画編集などで協力し、約1週間で完成した。

 4月30日からユーチューブの同校チャンネルで、生徒向けに限定公開。校内で使う連絡アプリで周知したところ、公開1日で約1千回再生された。生徒からは「勇気が出た」「笑顔になった」などの声が寄せられているという。伊集院教諭は「好評でうれしい。今後は休校中の指導に動画配信を活用していきたい」と話している。