不要不急の外出自粛を呼び掛ける電光掲示板

不要不急の外出自粛を呼び掛ける電光掲示板

不要不急の外出自粛を呼び掛ける電光掲示板 不要不急の外出自粛を呼び掛ける電光掲示板

 【栃木】新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいることなどを受け、県内自治体で初めて市が独自の非常事態宣言を出してから、2日で2週間となった。県が感染者の居住市町名の公表方針を示した4月2日以降、5月1日までの市民の感染確認は13人。急増などは見られないが、宣言後も感染確認はあり、予断を許さない状況が続く。大型連休中も防災行政無線などで不要不急の外出自粛を訴えている市は、6日までとしていた宣言の延長を視野に検討している。

 市などによると、居住地別の感染確認者数(4月2~5月1日)は、市が県内市町で最も多い。13人は男性9人、女性4人。年代別では70、60、50代がそれぞれ3人、20代2人で30、40代が各1人だった。栃木第四小では技能員4人の感染が確認され、校舎や調理場のほか、体育館や校庭なども消毒した。

 大川秀子(おおかわひでこ)市長が非常事態を宣言したのは4月18日。宣言以降の感染確認は13人のうち6人を数える。市の担当者は「宣言から2週間がたち、宣言の効果がどう出るのか、これからの2週間が大切な時期」と指摘。「感染が続けば、さらに対策が必要。ただ収まったからといって安心できるものでもない」と受け止めている。

 宣言で市は5月6日まで不要不急の外出自粛などを強く要請した。これまで新聞折り込みや広報車による巡回などの広報活動を実施。大型連休中もホームページや防災行政無線で市長のメッセージを流したり、道路の電光掲示板を活用したりするなどして感染拡大防止を呼び掛けている。

 国の緊急事態宣言の延長などを踏まえ、市は非常事態宣言の延長について検討する。大型連休中にも対策本部会議を開いて決める予定という。