白鴎大(栃木県小山市)は30日、新型コロナウイルス感染拡大を受けた学生への緊急支援策として、1人当たり一律5万円の支援金を給付すると発表した。学費の延納期間も延長する方針。同校によると、学生への支援金給付は県内でも珍しい取り組み。

 支援金は在学生約5千人に対し、普通為替を利用して給付する。5月末までに配布できるよう準備を進めている。返還不要で領収書などの提出も求めない。今後の状況次第では追加の支援金給付も検討している。

 学費の延納期限は、前期分は通常より約2カ月長い8月末日まで、後期分は同様に約1カ月長い12月末ごろまでとする。

 同大は今月27日から、学内システムを使用して授業の映像配信や課題通知などを行う「遠隔授業」を実施している。アルバイトの収入減などで経済的な不安を抱える声も寄せられているため、同大の担当者は「受講環境の整備や生活維持などに支援金を役立ててもらい、継続して学業に専念してほしい」としている。