新型コロナウイルス感染拡大を受けた県議会臨時会議が28日開かれ、対策費を盛り込んだ総額248億円の2020年度県一般会計補正予算案を全会一致で可決した。議員提案で、給与に当たる議員報酬を5%削減する条例案も提出され、可決して閉会した。

 同日、補正予算案についての質疑が行われ、福田富一(ふくだとみかず)知事は医療提供体制整備や経済対策などについて「スピード感を持って難局を乗り越える」と述べた。

 議員報酬削減案は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う地域経済の悪化を受け、議長提案で呼び掛けていた。削減率について複数会派から異議が出ていたため、報酬以外の経費についても今後見直すことで合意。同日、議案提出を決めた。

 これに対し、県民クラブは賛同できないとして反対討論を行い、一木弘司(いちきひろじ)代表が「緊急事態措置期間中は大幅にカットすべきだ」などと主張したが、採決で賛成多数で可決した。議員報酬削減は5月から来年3月末まで。