新型コロナウイルスの感染拡大で、大田原市、那須町、高根沢町、茂木町の4市町は28日、小中学校の臨時休校期間を5月31日まで再延長することを決めた。

 4月26日に市内で感染者が初確認され非常事態を宣言した大田原市は、感染者と同じスポーツ施設を利用した会員約360人が健康観察中。津久井富雄(つくいとみお)市長は「小学校が多く、子どもの数が一番多い地域で確認された。未確認感染者がいるとすると、学校が感染拡大のルートとしてクローズアップされるので、絶対に避けたい」と理由を説明した。

 同市に隣接し、非常事態を宣言している那須町は、家庭学習サービス「eライブラリ」を活用するほか、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」による映像授業なども検討している。

 高根沢町は、小学校は5月25日、中学校は6月1日に規模を縮小して入学式を行う。休校中の5月25~29日を小学6年と中学3年の登校日とした。夏休みは8月1~16日に短縮する。

 この案は塩谷南那須地区臨時教育長会で決定しており、管内の矢板市、さくら市、那須烏山市、塩谷町、那珂川町も校長会や各対策本部で再考した上で、歩調を合わせる可能性が高い。

 茂木町は、隣接する益子町内の学校に感染者が勤務していたことなどを踏まえて判断した。授業時間の不足を補うため、夏休みは8月1~16日に短縮する。