空き家の外壁の状態を確認する横山代表理事

 【佐野】家主の不安解消と景観維持の手助けに-。堀米町のNPO法人「あんしん空き家管理ネット」(横山洋美(よこやまひろみ)代表理事)は4月から「空き家管理代行」を始めた。空き家の管理に悩む遠方在住などの所有者が増加傾向にある中、代わりに換気や通水、庭先の草刈りなどを行う。また今後は空き家を第三者に貸し、改装してカフェや民泊施設にしてもらうなど「空き家の再生・利活用」も後押し。マイナスイメージのある「空き家」を発展性のある資源にする考えだ。

 同NPO法人の横山智(よこやまとも)専務理事(46)は、かつて不動産管理会社で勤務。特に2015年以降、空き家管理に悩む家主の相談が急増したという。背景には同年の「空き家対策特別措置法」施行があり、衛生面、安全面などで周辺に影響を及ぼす「特定空き家」に指定されると固定資産税の優遇が受けられなくなるなど家主の不安、懸案が増加。そこで空き家管理代行の需要を感じ、事業を立ち上げたという。

 (問)同NPO法人0283・86・8868。