那須塩原市議会は27日、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、6月定例市議会の会派代表質問と一般質問を中止すると発表した。市議会事務局は「県内で初めての取り組み」としている。

 定例市議会では毎回約20人の議員が質問を行っているが、同事務局によると「一番重要なのは新型コロナ対策ということで議会が一致した」として中止が決まった。代替として「市執行部に丁寧な資料提供などを求めていく」という。

 このほか新たな対策として、市執行部の出席者を必要最低限の人数に絞り、議案の提案理由説明は口頭から文書配布に替える。常任委員会も「3密」を避けるため、委員会室でなく、開催日を分けて議場で開く。 同市議会は既に今月10日の臨時市議会から一般傍聴禁止などの感染防止策を取っている。24日には市が非常事態を宣言しており、今後の感染状況では「さらなる対策も検討する」としている。