「たんぽぽの歌」を独唱する日景さん

 【栃木】おもちゃを通じ親子の居場所を提供する「おもちゃ図書館」(今泉町2丁目)などを運営する認定NPO法人「蔵の街たんぽぽの会」は26日、塩谷町出身の作曲家、故船村徹(ふなむらとおる)さんが同会のために作曲した「たんぽぽの歌」のミニコンサートを開いた。会員や障害者を励まそうと船村さんが26年前に作曲。しかし館内だけの「知る人ぞ知る」曲になっていたため、開館30年目を機に広く知ってもらう場を企画した。石河不砂(いしかわふさ)理事長(73)は「今日が第一歩。多くの人が口ずさんで、船村さんの思いを歌い継げるようしたい」とし、今後CD化などを目指すという。

Web写真館に別カットの写真

 同会は1982年、障害がある子を持つ母親ら4人で発足。89年12月におもちゃ図書館を始めた。 開館直後、創設メンバーと親交があった船村さんの弟子、内田繁(うちだしげる)さん(75)=都賀町家中=が、船村さんに同会を紹介。開館1周年記念講演会で壇上に立った船村さんが「これだけみなさん頑張っている。私も何かしたい」と作曲を提案。同郷の作詞家、故木下龍太郎(きのしたりゅうたろう)さんが作詞し、92年にお披露目の発表会が開かれた。