「おひさま」に届けられた食品

 【小山】新型コロナウイルスの影響に伴う休校の長期化で学校給食がなくなり、家庭で十分な食事を取ることができない子どもを支援しようと、食品を寄付する動きが広がりつつある。子どもの支援に取り組むNPO法人「子どもの育ちを支える会さくらネット小山」の高橋弘美(たかはしひろみ)理事長(60)は「子どもたちのことを考えてもらえてありがたい」と感謝。休校が続く間、食品の寄付を受け付けている。

 市と連携して生活困窮などの問題を抱える子どもを支援する市内2カ所の子どもの居場所「シリウス」と「おひさま」には23日、数十箱のカップ麺やパンなどの食品が届けられた。

 小山ロータリークラブ(吉光寺俊夫(きっこうじとしお)会長)とNPO法人自動車流通市場研究所(中尾聡(なかおさとし)理事長)が「給食が一日で唯一、安定した食事の機会だった」という子どものSOSを聞いて急きょ集めた。ほかにも市内の農家やパン製造業者などが協力に前向きだという。

 2カ所の居場所は道の駅思川やよつ葉生協などから定期的に食材の提供を受け、居場所で作る夕飯の材料などに充てている。しかし休校が長引き、家庭での食事も支援する必要が出てきた。

 「おひさま」で市や法人独自の支援事業を通して60~70人の子どもと関わる高橋理事長は「おいしい物が食べられれば心も満たされる」と協力を求めている。(問)さくらネット小山0285・37・7976。