農業用ビニールシートを使った防護服を説明する佐藤市長(中央)=24日午後、宇都宮市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で不足している防護服の代替品として、宇都宮市が農業用ビニールシートを使った防護服を試作した。早ければ来週にも医療機関に提供したい考えだ。

 24日の会見で発表した佐藤栄一(さとうえいいち)市長は「シートは院内感染を防ぐ上で、有効とされている」と説明。市職員有志がJAうつのみやの協力を得て、かっぽう着の型にシートを貼り合わせ、10着ほどを試作したという。

 医師による最終チェックを経て、医療機関に提供する。当面は市職員が製作に当たるが、実際に使われるようになれば量産化も視野に入れ、資材や人材確保に向けた対応策を検討する方針。

 また、佐藤市長は「防護服などは医療現場からの要望が強い」と強調。市内の事業所などから防護服や医療用マスクの寄付も募っている。