【佐野】市は24日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う対策事業を発表した。日常生活に必要な食料品や医薬品店などへの感染予防経費補助や、子ども1人当たり1万円の子育て支援金支給など計4事業。予算総額は約5億4千万円に上り、財政調整基金を取り崩すなどして対応。近く臨時議会に関連議案を提出する。

 外出自粛の影響で、都市部を中心に食品スーパーの混雑が社会問題となっている。市は食料品や医薬品の小売店を市民生活に必要な業種として、感染予防にかかる消毒液やビニールカーテンなどの購入額の一部を補助する。対象となるのは約500事業者で、1件当たりの補助額は5万~10万円程度を想定している。

 子育て支援金は、国が児童手当受給世帯を対象に実施する現金給付に上乗せし支給する。小中学生約9千人と未就学児約5千人が対象となる。

 このほか、介護関連施設(1事業者当たり100枚程度)や医療機関(計5万枚程度)、妊婦(1人当たり50枚)にマスクを配布する。

 これらに先立ち、1日には中小企業の資金繰りを支援する制度融資を創設した。融資限度額は500万円で、利子や信用保証料は全額市が補助する。既に21件の申し込みがあるという。