正面玄関での検温に向け準備を進める自治医大付属病院の職員

 【下野】新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、薬師寺の自治医大付属病院(佐田尚宏(さたなおひろ)病院長)は27日、来院者全員の検温を始める。1日約2千人の外来患者や付き添いの人たちに対して、職員が建物に入る前に非接触型の体温計を使い測定する。

 同病院によると、外来患者の入り口を正面玄関のみに限定。37.5度以上の発熱があれば、臨時に設けた専用スペースで診療などを行う。隣接するとちぎ子ども医療センターと民間業者らが利用する入り口前でも、検温を実施するという。

 同病院はこれまでも、患者に対し来院前の検温を呼び掛けてきた。しかし診察時に発熱が発覚するケースもあったため、感染防止を徹底するため検温実施を決めた。

 現在は来院時にマスクの着用を求め、入院患者への面会も原則禁止としている。佐田病院長は「感染症の撲滅には、病院を受診していただく方々の協力がぜひとも必要」と理解を呼び掛けた。