花束の発送作業を行う職員=23日午後、宇都宮市

 JAグループ栃木は新型コロナウイルスの影響で収入減に苦しむ県内の生産者を支援するため、花き2千束、牛肉1千パック分を共同購入した。買い取った農産物は県内10JAグループの役職員や関係機関などに販売する。

 23日は宇都宮市のJAビルに県内の花き農家が生産したスプレーマムやバラ、ユリ、カーネーションなどで作った花束が運び込まれ、職員が発送作業を行った。

 同グループは新型コロナウイルスで苦しむ産地と農家を支援するため「たべる!のむ!かざる!とちぎ応援プロジェクト」運動を展開している。

 今回は、特に価格低迷の影響が大きい花き農家や畜産農家を支援するため、初の購入運動を行った。農産物は価格が低迷する前の値段で購入し、生産者を支援した。

 花束は2千円で販売し、22~24日に配送する。牛肉は県産牛肉のモモ切り落とし600グラム(冷凍)を1パック3千円で販売し、27~28日に配送する。

 JA栃木中央会総務企画部の天川賢治(あまかわけんじ)次長(50)は「生産を続けてもらうためには生産者を支える必要がある。これを契機に地域の生産者さんに元気になってもらいたい」と話した。