パソコン画面に映る児童に手を振る担任教諭(左端)ら

 【宇都宮】新型コロナウイルスの影響で5月10日まで休校中の作新学院小学部は23日、オンライン形式による「朝の会」を2年生で試行した。3クラス計69人の2年生はしばらくぶりに、画面越しに担任教諭と元気な顔を見せ合った。

 児童に少しでも学校生活と近いリズムで過ごしてもらおうと、ICT(情報通信技術)の活用に向けた校内組織が中心となり実施した。ICTに詳しい教員がいる2年生で試行し今後、ほかの学年に広げる考え。

 各担任教諭は朝、パソコンのウェブ会議システムを使い、自宅にいる児童たちと15分間アクセス。児童は保護者のパソコンなどを使って接続し、朝の会で恒例の「お祈り」の歌を斉唱したり、健康観察を兼ねた教諭からの点呼に「はい」と明るく返事したりした。

 2組担任の菊池由香利(きくちゆかり)教諭(44)は「涙が出るほどうれしかった」とほっとした様子。この日はほかに、休校中の課題(宿題)の補助教材として、外国語指導助手(ALT)が出演する動画の撮影などを行った。