ミシンに向かう神田さん(左)とマスクにゴムを通す妻幸子さん

神田夫妻が手作りした布マスク

ミシンに向かう神田さん(左)とマスクにゴムを通す妻幸子さん 神田夫妻が手作りした布マスク

 【真岡】新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が続く中、台町、建設業神田光義(かんだみつよし)さん(71)と、妻幸子(さちこ)さん(58)が布マスクを手作りして、地元の高齢者らに寄贈している。

 マスク作りは、孫らのマスクが手に入らずに悩んでいたことがきっかけ。神田さんが発案し、3月末に始めた。仕事を終えた後の夜間と休日を活用し製作している。

 作業は分業で、神田さんが生地の裁断やミシンでの縫製、アイロンがけを担当し、幸子さんがゴムを通す。神田さんはミシンを使ったことがなかったが、手芸が趣味だった幸子さんに使い方を教わり習得した。今では手際よくミシンを操っている。

 マスクの寄贈は福祉施設などへも検討したが、身近な高齢者も手に入らず困っていたことから、これまでに地元台町の老人会などに計130枚を贈った。受け取った高齢者からはお礼の連絡が多数あったという。

 2人は「皆さんが喜んでくれるのがうれしい。地域の困っている高齢者や子どものために作り続けたい」と話した。